改良土とは
発生土には水分が含まれている場合が多く、そのままでは埋め戻し材に使用することに適しません。
そこでプラントにおいて、異なる現場からの発生土を混合・破砕し、必要に応じて砕石等を投入のうえ、石灰添加、混合、ふるい分けの処理をすることで、土の強度が向上し、埋設管構造物の埋め戻し材料として最適な建設材料です。
破 砕 |
石灰添加 |
混 合 |
ふるい分け |
完 成 |
拡 大 |
改良土の品質管理基準
【当社の品質基準】
標準CBR | 設計CBR | 粒度(最大粒径) |
30%以上 | 20%以上 | 25mm以下 |
※標準CBR…名古屋市が設定している支持力を表す数値
※設計CBR…舗装の厚さを決定するために用いる路床の支持力を表す数値
※参考資料 名古屋市、愛知県、その他の基準
【各機関の品質基準】
区分 | 標準CBR | 設計CBR | 粒度(最大粒径) | 備考 |
愛知県 | ― | 20%以上 | 25mm以下 | |
名古屋市 | 10%以上 | ― | (最大粒径) 道路一般 50mm以下 管廻り 25mm以下 (通過百分率) 75μふるい25%以下 |
(コーン指数) 800KN/m2以上 (特定有害物質) 下記※に適応 |
弥富市 | 30%以上 | 20%以上 | 25mm以下 | |
上記以外の市町村 | ― | 20%以上 | 25mm以下 | |
東邦ガス | 30%以上 | ― | 25mm以下 |
※特定有害物質の土壌基準
溶出量…環境基準に掲げる環境上の条件(溶出基準)に適合すること。
含有量…土壌汚染対策法施行規則に掲げる要件(含有基準)に該当すること。